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みるたえさんのお告げ

みるたえです。Twitterは@Rn2pxTOEEPcQ1Rj

ラ・シンヤ物語 第1話 渋り・is・安雄

ラ・シンヤ「お疲れ様っす~w」

ブタ顔の上司「お疲れ」

 

 

ラ・シンヤには人には言えない趣味がある。

 

 

 

ケティオ「ケェピーィwwwwwwwケェピーィWWWW」

子供「やめてよぉ~!いじめないでよぉ~!」

ヌスト「ギャハハw荷物消すぞwwwwwゴミィwwwwwwww」

 

 

ラ・シンヤは今日、会社帰りに府内のカードショップに来ていた。

 

ラ・シンヤ「バンガッドーしよや!シィーエス前に調整したいねん!!!やろや!やろや!」

ケティオ「ケェピーィwwwww」

ヌスト「荷物消すぞ!荷物消すぞ!」

ラ・シンヤ「じゃあケティオギア使ってな!!!」

ケティオ「ケェピーィwwwww」

 

 

ラ・シンヤの趣味とは、カードゲームである。それも、カードハイト!!!!!!!!バァンガドーという、ドラゴンや騎士が描かれたカードを使った幼稚なものである。この日もラ・シンヤは友人であるケティオ、ヌストの二人とバンガッドーをしていた。

 

 

ラ・シンヤ「ありがとうな!いい調整なったわ!今日は帰る!!!!」

ケティオ「ケェピーィwwww」

メタ本「フェエトライダーーーーーーーww」

 

 

 

調整にたしかな手応えを感じたラ・シンヤは、バンガッドーを切り上げ、母の待つ実家へ帰宅した。

 

ラ・シンヤ母「おかえり。遅かったやん」

ラ・シンヤ「バンガッドーしててん!今日は結構勝てたわ!!!ケェピーィw」

ラ・シンヤ母「あんたもう30歳手前なんやからね、そろそろそういうのは卒業しなあかんで?」

ラ・シンヤ「.....ア!!?なんじゃクソババア!!!!ケェピーィすんぞ!!!!オルァ!!!」

 

 

 

ラ・シンヤは普段はクラスの隅でウェイ系の視線に怯え、ラノベを読んで過ごしているタイプの人間なのだが、母に対しては強気だった。

 

ラ・シンヤ「あーつまんねー!飯いらね!今からココアちゃんでシッコシッコするから部屋入ってくんなよババア!!!!」

ラ・シンヤ母「シンちゃん.....お願いだからそろそろ.....」

ラ・シンヤ「るっせババア!荷物消すぞ!!!」

 

 

母に口うるさく言われたことに対して腹を立てたラ・シンヤは、その日大好きなゴチューサのココアちゃんで7回抜いて就寝した。

 

 

ラ・シンヤ「.....ムニャムニャ.....明日は勝つぞぉ~.....」

 

 

明日はバンガッドーシィーエスという大会なのだ。ラ・シンヤは中高生も参加するその大会に、30歳手前という年齢でありながら入り浸っていた。

 

次の日

 

 

ラ・シンヤ「母ちゃーん!シィーエスいってくるわ!」

ラ・シンヤ母「いってらっしゃい。そろそろそういう遊びは卒業してね。シンちゃん.....」

ラ・シンヤ「うるせえ!クソババア!帰ってきたらぶっ殺してやるからな!!!!」

 

 

そしてラ・シンヤはシィーエスの会場へ向かった。

 

 

風呂「あ!ラ・シンヤさん!!おはようございます!!!」

夜犯「ふひゅっwふひゅひひっw」

hiroshi「(ブリブリブリブリブリ)」

ラ・シンヤ「おっ、おはよ!あとhiroshiはこんなとこで漏らすなよ~!」

hiroshi「(ブチッ!ブリブリブリブリブリ!!!)」

 

 

干支が一周違うにも関わらず、ラ・シンヤを温かく迎え入れる仲間たち。

今日のラ・シンヤのチームメイトはこのhiroshiと、ケティオだった。

 

 

ラ・シンヤ「よぉーし!頑張るぞい!(死語)」

 

 

 

そして、1回戦で事は起こった。

 

ラ・シンヤ「いや、耐えられるんでぇ~!勝ちなんでぇ~!」

ブナ「ガッシューターンなんで~!みっくーなんで!勝ちですよねぇ~!!!」

大天使ミルティエル「はい、時間切れでーす」

ラ・シンヤ「いや勝ちなんで!ぼくの!僕の勝ちなんで!!!!」

ミルティエル「両方負けでーす」

ラ・シンヤ「クソーーーーーー!!!!!ババア!帰ったら!!!ぶっ殺してやるからな!!!!」

 

 

ラ・シンヤのチームは、ラ・シンヤの失態により予選1回戦から敗北してしまった。

時間切れの場合、両者敗北というルールにも関わらず、制限時間間近でラ・シンヤは耐久するために札を増やすという愚行を犯してしまったのだ。

 

 

ゴキソネ「ラ・シンヤさんだっせwwwww(カサカサカサカサカサ)」

 

 

その後、ラ・シンヤのチームはなんとか建て直し、チーム3-1の状態で予選最終戦へと進んだ。

 

 

ラ・シンヤ「ここ勝てばトーナメントや!!!お前ら!負けんなよ!!!」

ケティオ「ケェピーィwwwwケェピーィwwwww」

hiroshi「(ブリブリブリブリブリ)」

 

 

運命を決める最終戦、ラ・シンヤはかつてないほどの高まりを感じていた。

 

 

ラ・シンヤ「いける.....!!!いけるぞ.....!!!」

 

ラ・シンヤは怒濤のラッシュを繰り出す。自分のデッキはナイトロゼー、相手はルアドー、相性はこちらが少々有利といったところだ

 

ラ・シンヤ「これで決める!!ジー!アシストシステム!!!解ッ!放ッッッッ!!!」

 

そう高らかに叫び、ラ・シンヤは得意技のジーアシストシステムを繰り出した。ジーアシストシステムにおいて彼の右に出るものはいない。

 

そのとき、ラ・シンヤの運命の歯車は狂い始めた。

いや、最初から狂っていたのかもしれない。

 

 

コリア「これ!除外!しま!し!た!よね!」

ラ・シンヤ「あの、変えてもいいっすか.....」

コリア「へいまいど!ジャッジー!」

 

 

あろうことか、ラ・シンヤは自分の得意分野であるはずのジーアシストシステムで痛恨のミスをしてしまった。

 

渋り・isを除外してしまったのである。

 

ラ・シンヤが勝つためには渋り・isによるグレートストロングコンビネーションを決める他ない。ラ・シンヤは自らその可能性を捨ててしまったのである。

 

ラ・シンヤ「くっそぉーーーーーっっっ!!!!」

 

 

 

そのままラ・シンヤのチームは敗退し、ラ・シンヤのシィーエスは幕を閉じた。

こうして、ラ・シンヤは渋り・isを除外してしまったことにより、「渋り・is・安雄」という不名誉な称号を得た。帰宅したときの母の悲しそうな顔が忘れられなかった。

 

 

 

次回予告

度重なる敗北によりすり減っていくラ・シンヤの心

その時、亡き母の声が聞こえた。「シンちゃん、イチゴー要求よ。」

 

次回、「9パン」